本日は久々に税務調査の対応であった。
「税務調査」
この言葉にほぼ万人が悪いイメージを抱くであろう。
無論「知らない」ことは誰しも怖いことであるが
しかし、知らないからといって悪いイメージだけを一方的に持つのも
少し拙速であると思う。
確かに、そのイメージは理解できるのであるが、
法人税とは企業の必要経費のひとつであるという前提に立った時
それは単なる外部監査となり得るのである。
営利企業として「コストカット」は当たり前のことであり
そのコストカットが行き過ぎていないかを監査する機会であると言える。
どこぞの料亭が材料を使いまわししたり
どこぞのラーメン店がスープを使いまわしたり
どこぞのゼネコンがビルに入れる鉄筋の数を減らしたり
こういうようなことと同じような過剰なコストカットを「税金」で行うと
当然「当局」の手厳しい指導を受けることとなる。
しかしながら、
経済合理性に基づいたコストカットの範疇であれば
基本的に恐れることはない。
しっかりと、内容や状況等を理解してもらうことに努めるだけである。