調査官の目線~脱税は割に合わない~
税理士へのきっかけ②
2016年2月8日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
田端の「税理士へのきっかけ」シリーズ、第2弾である。 とある、地域の税務署で不動産所得の税務調査をした時のことである。 数年前にアパート・ハイツを相続し、今回初めての調査である。 物件数は、5棟でなかなかの規模である …
税理士へのきっかけ①
2016年2月1日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
さて、とある工務店へ調査へ行った時のことである。 社長の自宅件事務所はもちろん、自社仕様でとても立派なものであった。 天井を高く設計し、光が多く入る間取り、随所に配慮されたバリアフリー … etc. 田端:「 …
脱税のツケ
2016年1月25日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
税務調査が終わった後に残るのは「納税」である。 脱税ではなく、「否認」や「ミスの指摘」であった場合も 追加納付する税金は大小様々であるが、 脱税であった場合、そのツケはあまりにも重くのしかかる。 「否認」や「ミスの指摘」 …
税務調査の思い出話~調査の報告の実際~
2016年1月18日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
今回は調査の報告に関して触れたいと思う。 調査に着手し、修正申告書の提出があると、その報告を署長にする必要がある。 (正確には修正申告書しょうよう前に、署長へおうかがいをたてる報告書であるが。) あくまでも、税務調査は署 …
税務調査の思い出話 ~調査の際の資料活用と調査の終了時の攻防~
2016年1月4日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
今回は、調査の際の資料についてお話したい。 調査終了間際に、調査官は必ず資料を収集する。 資料情報に関しては以前にも述べたとおり、様々な資料が存在するが、 それを活用する際にも色々な方法がある。 ・・・・・・ 唐突ではあ …
税務調査の思い出話 ~人の口に戸は立てられぬ~
2015年12月28日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
さて、今回は「人の口に戸は立てられぬ」編である。 タイトル通り、いくら堅牢な(?)脱税をしていても意外なところから発覚するのである。 ◆ケース1:従業員 別に、従業員が情報をリークする訳でもなく、タレコミをするからでもな …
現況調査
2015年12月21日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
「現況調査」とは? 読んで字のごとく、現況を調査するのである。 では、何の現況なのか? 調査日現在の、現金管理の状況や、レジスター周辺の状況や、 その他調査官が、今現在をその目で確認する必要がると感じたもの全てが対象とな …
推計課税
2015年12月14日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
税務調査の思い出話に、「推計課税」の基となる数値に関する話を今回は触れたい。 調査選定の際、売上を除外しているかどうかの判断には色々な数値分析を行う。 最もオーソドックスなのは、売上原価の項目の数値分析である。 …
税理士も色々
2015年12月7日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
思い出話はまだまだあるが、 他にもまだまだ思い出話があるので、別の機会にしたいと思う。 今回は、税理士も色々編である。 通常、税理士は、納税者の代理人となり、調査の立会いを行うことが メインの業務のひとつである。 …
税務調査の思い出話④~飲食店編~
2015年11月30日 調査官の目線~脱税は割に合わない~
田端も税務調査で東奔西走していた時の話をしたい。 とある、居酒屋へ調査に行った時のことである。 毎年1千万円以上の赤字を出しているにもかかわらず 不動産の取得など、申告額と資料内容に大きな開きが あったため、調査に着手し …