思い出話はまだまだあるが、
他にもまだまだ思い出話があるので、別の機会にしたいと思う。
 
今回は、税理士も色々編である。
 
通常、税理士は、納税者の代理人となり、調査の立会いを行うことが
メインの業務のひとつである。
 
が、しかし、色々な税理士がいたものである。
 
 
初日に、売上の確認や原価の確認、経費の確認を悉皆的に行い、
税理士に対して課税当局の見解を事細かく税理士に伝えた。
 
その税理士は、どうも調査立会いが苦手らしく、何をどう突っ込んでも、
明確な反論もなく、その税理士の意見やロジックも結局初日には
聞けずじまいであった。
 
田端 :「先生、明日はもう一度この外注費に関して
      突っ込んだ調査をしたいと思いますので、もう1日お願いします。」
 
税理士:「は、はい、わかりました。」
 
 
 
翌日、田端が調査に訪問した際、税理士の姿はなく納税者に確認をしたところ、
 
納税者:「今日は休養が出来たので、自分で立会いしてくれ」と言って来た、
      とのことである。
 
その後、調査終了までその税理士は一切姿を見せなかった。。。
 
 
また、別の税理士であるが、ある調査の時、
 
田端 :「先生、元帳は?」
 
税理士:「紙がもったいないから打ち出してない。」
 
田端 :「は?!」 
 
    「先生、帳簿なかったら調査できませんやん!」
 
税理士:「おたくらもプロやったらそれぐらいできるやろ!」
 
田端 :「そういう問題じゃないでしょ。青色申告取消ししますよ!」
 
 
結局、すったもんだの末、納税者が税理士に追加報酬を支払うことで、
元帳を印刷してもらうことになり無事開示となった。
 
年間100万円以上の顧問料を請求しているにもかかわらず、
おおよそ、1000枚程度の元帳で、あわや青取消寸前まで
行くというのも、コメントのしようがない話であった。。。
 
税理士も色々である。。。