2026年中には相当大きな動きがあると感じるので、ここ数日金融革命に関して連投である。
(後日YouTubeやインスタにも動画にしてアップしたい)
今現在の金融システムは、ざっくり言うと、中央銀行が紙幣を発行して、市中に供給する、その供給量によって利息や景気の動向に影響を与える、と言った感じが概要であろうか(内容が薄くてすみません)。
で、その中央銀行、日本では日銀、アメリカではFRBになる(それらの銀行の株主はさておきとして)のだけれども、そこがどうやらCBDCを発行することはなさそうである。アメリカ等の法整備を見ている限り、無い、と考えられる。
中国はCBDCに積極的ではあり、ブリックス諸国とそれ以外の昔で言う西側諸国では金融のデジタル化に関して、温度差がある。
まぁ、ドル覇権の問題が根底にあるようである。
さて、ここからが本題であるが、ではCBDCを発行しない、日本やアメリカはどうやってWEB3.0へ移行するのか??というイメージを持てずにいたのであるが、昨今雨後の筍の様に「ステーブルコイン」が出てきたのである。
これは簡単に言うと、一万円の紙幣と同等の価値を保ち続けるデシタル円である。今秋、JPYCというステーブルコインがとうとう発行された。
また、三菱、住友、みずほという3大メガバンクが2026年のなるべく早い時期にステーブルコインを発行して三菱商事の決済に使用する、という事もプレスリリースされた。
https://www.gfa.co.jp/crypto/news/market-news/news-2318/
またソニー銀行もドル建てでステーブルコインを発行するようである。
https://sonybank.jp/corporate/disclosure/press/2025/1201-04.html
いずれもURLはぱっと探せたところから貼り付けたので気になる方は深掘りして欲しい。
で、何が言いたいか
1円≒1ステーブルコイン(円)
1ドル≒1ステーブルコイン(ドル)
という建付けなので、紙幣を使うか、ステーブルコインを使うかというだけの違いとなってくる。換言すれば、現在の中央銀行の業務と暗号資産の接地点になるのがステーブルコインなのである。
そのステーブルコインで、お買い物や企業は各種支払い、個人においては投資などに使用して利殖していく、等々、日々、年々浸透していくのである。
もう、2026年は法整備もほぼ出来上がり、一気に加速する年となりうるのである。仮に2026年はまだあまり実感がない一年だったとしても、3年後にはもう若者や大企業やその傘下企業ではその使用はあたりまえになる。
旧紙幣とステーブルコインの使用率がどんどんと近くなり、いずれ逆転する世の中は十年先、とかではない、と強く感じる。
その流れと同時進行するのが、ペポルインボイスとAIによる自動集計と即時決済、という経理というかホワイトカラーの業務が削減である。
今企業の経理をされている方、会計事務所で税理士補助をしている方は、10年後その仕事がどれだけあるか、、、
そんな未来まだまだ来ないよ、という正常性バイアスの中に居る人が一番苦しい未来に遭遇すると考える。
どうか、そういう未来もあるかもしれない、というWEB3.0の未来を何割か頭の片隅に置いて、日々、情報のアンテナを張り巡らし、時代に取り残されないように、よき人生をこれから先も歩まれる事を心から祈念したい。
田端、ドクタービジネスソリューションズ株式会社のミッションは
「お金で(税金が一番コアであるが)人生を失敗する人を一人でも減らしたい」
である。
100人のうち80人に
「何言ってんだこの税理士」と嘲笑されても20人の人に「参考になった」と軌道修正してもらえれば、もうそれは幸せ以外の何物でもない。
さて、最後にまとめに入りたい
法定通貨→ステーブルコイン→暗号資産
その流れの中でステーブルコイン発行事業者やDeBankなどが(分散型自立組織)新たな金融革命の主役と順次なっていく、という未来を予見している。
概ね2030年ごろにはかなり認知されていると想定する。
(田端はだいたいいつも3~5年早いのだけども)災害や戦争など、何か非日常が生じた時、ブーストがかかる。
本当はそういう事がなく、穏やかな日常が延々と続いて欲しいのだけれども。
さて、長くなったので終わりたいと思う。
少しの人の人生の参考となりますように。。。