ある、ラブホテルの選定作業の一環として、内偵調査が必要となった。
当時、28歳であった私が、一番最近のラブホテル事情に詳しいであろうと
いう安直な理由で、内偵調査を行うこととなった。
(恥ずかしながら)当時の私の伴侶は税務署の同僚であったため、
守秘義務の面や内偵調査とはなんぞや、などの説明などわずらわしい手続は一切なく、
事情を話し快く同伴してもらった。
そして二人で、、、
利用時の入室状況は?
料金システムは?
精算方式は?
出前は?
設備は古い?新しい?
などなど、手分けして調べ記録している内にあっという間に2時間が過ぎ、精算し無事内偵調査終了。
・・・
・・・
その1ヶ月後、、酒席で、離婚をしたことを上司・先輩に報告した際
ふと、先輩が、、「あの内偵調査ほんまに奥さんといったんか?」と、、、
(いや、ちゃんと行きましたってば!!)
いやはや、痛くもない腹を探られるのであった。。