今日は「美味過ぎたラーメン屋」の話である。

現金商売は、調査のターゲットになりやすい。

しかも、無予告の調査も十分ありうる業態である。

ある、ラーメン店に調査の選定の段階で、内偵調査を行った。

客数は?

商品単価は?

回転は?

営業時間、従事員数は?

様々なデータを収集すべく、いざ臨店。。

 

「ラーメンひとつください」

「ラーメンいっちょ!」

臨店時刻や、客数、単価など記憶、記録にメモリーしている間に、注文のラーメンが来た。

 

・・・(食事中)

・・・(食事中)

・・・(食事中)

・・・(食事中)

「うまい!!」

私はラーメンを食べる際、通常はダシまで飲まないのであるが、生まれて初めて、ダシまで完食!!

ふと、この店に調査に来ることが惜しくなった。

「もうこの店でラーメンが食べれなくなると。。」

結局、内偵費は請求せず、自腹でラーメンを食べただけになってしまった(苦笑)

その後そのラーメン店は次々と支店を展開し、現在では少し味が落ちたとのもっぱらの噂。

私もたまに食べに行くのだが、すこし辛くなったような。。。

あの時の味が忘れられない。。。