(先週より続く)
関西にも競技スキーのチームはいくつかあるが、縁あって、ある競技スキーのチーム
に入れてもらうこととなったのだが、そこのメンバーが、みんな凄く速い。
いままで、ゲレンデの中でコソコソ滑っていた自分が恥ずかしくなるぐらい。
60歳を超えていても高校生と変わらない位速い人(=全日本クラス)もいる。
(そんな60歳になりたいです、、)
女性でも、田端より「速い」、、、(>_<)
今までのスキーは何だったんだ?と、ここで少し視野が広がる。
そして、極めつけは、、、
アルペンではなくノルディック。
ノルディックなんて(失礼 m(__)m ) 終生縁が無いものだと思っていたが、
なんと、靴と板を借りてすることとなった。
(ノルディックとは、荻原健司のアレである)
滑らない、登れない、まともに立てない、、、の3点セット。
しかもタイムで女性に負けるという、なんとも情けないおまけつき。
ある人曰く、
「ノルディックの板を乗りこなせるようになれば、アルペンでも自然と技術は上がる」
とのこと。
そりゃ、あんな箸みたいなスキー板、乗ったことも触ったこともないです、はい。
今まで、スキーとは「基礎スキー」と、変なこだわりを持って、視野を狭めていたことが
結果的に自分の器量・技量のボトルネックとなっていたんだな、と素直に感じたことが
第二の視野が広がった出来事。
転じて、、
狭いジャンルを追求することは確かに大切である。
プロとして、これが基本であると思う。
しかし、そこだけに囚われていると、結果的に自分が追求したいことの妨げとなり、
極めることへの弊害となる。
一定以上のレベルに来たならば、視野を広げ、色々なものを見聞し、
自分の極めたいジャンルへの糧にすることが大切であると。
そしてまた、クローズされた人間関係の中では必然的に得られる情報量も
限られてくるため、その歩みは遅くなる。
同じ分野の幅広い人と交流することが、また発展・上昇へつながることとなる
ということも教えられた気がする。
今まであまり税理士を始めとする士業の人と交流してこなかったが、
遠くない将来、色々と交流を深め視野を広げたいと思った出来事であった。。
おしまい。