さて、田端の「反省文」ならぬ、「創業3年を振り返って」シリーズもいよいよ
クライマックスである。
(くれぐれも、全て田端の「体験」でないことをご理解下さい(笑))
「家族との団欒や私的な時間は起業より最低3年間はないと心得よ」
「起業とは、一世一代の勝負に近いものがある。己の生命や財産も危機にさらされることがあると心得よ」
であるが、
今まで書き綴った様々なシチュエーションが経営者、とくに「起業家」には襲ってくる。
「起業家」はその時、「まぁ何とかなるか」となかなか考えられない。
(中には強者もいるが、、)
そうなると、自分の作った「城」の維持に必死となる。
朝から夕方までという「勤務時間」なんて、夢のまた夢である。
城は城でも「不夜城」となるのである。
時には「過労死」すら頭によぎる。
また、「起業家」は保証人となることが普通である。
有限責任なんて言葉は、中小零細企業にはただの念仏である。
限りなく無限責任に近いのである。
となると、
借金をして起業してみたはいいものの、思い通りに行かなければ、後は「Dead Or Alive」の
世界である。
私生活なんてまず有り得ないのである。
その覚悟なければ、発展はおろか維持すら困難であるというのが、起業である。
といったところが、「石の上にも3年」を経過した田端の正直な感想である。
全てが経験ではないが、色々見聞したことも含めてこの際なのでまとめてみた。
最後に、
Doctorをご愛顧頂いているお客さまに最大限の感謝の気持ちを抱きつつ、、
この3年間、未熟な経営者である田端を支えてくれたスタッフ・関係各者(社)に
こころからお礼を言いたい。
土下座したいぐらいの悔恨の念もあるが、それで何も始まらないと思うので次の3年間への肥やしにしたい。
               本当にありがとうございました。
             そして、これからもよろしくお願いします。