少し注意を払えば防げる大きなミスが続いている。

賠償をすべき必要があるものも中にはある。
無理はない。
・昨年いっぱいで熟練した職員が退職し
・(業界での経験はそれなりにあるが事務所内では)未熟な職員のみで繁忙期へ突入
・増え続ける仕事の量
等々、今年は本当に田端にとってもスタッフにとっても試練の1年である。
年頭所信表明でも「腹をくくる」と全スタッフに告げたものの
3月中ごろには正直なところ「廃業」も「消えてしまうこと」も考えた。
現在、そのころの仕事の質が原因である問題が多数顕在化し、
様々な問題が噴出している状況である。
しかし、今は昨年の自分ではない。
試練は超えるためにある。
その試練を通して「自分を磨き、次の次元の自分になる」ことが大切。
田端としては
「誠意を尽くす」
「是は是、否は否を貫く」
「叱りはするが、感謝は忘れない」
これらをいかなる時でも実践できるトップになるために、不動心を持って
問題解決に当たりたい。
さて、
その当時はドクターにいなかったスタッフや、
当事者であるスタッフ、
当事者ではないが、その時の状況を知っているスタッフ
等々様々であるが、
しっかりと、
今、何かを感じ
今後どうすべきかを考え
ドクター税務会計事務所の一員としてどうこの試練を乗り越えるかを
心の、記憶の深いところに刻み込み再発防止に取り組んで欲しい。
どんなにしっかりと「ルール」を作ったところで、
そのルールを運営して行くのは人間である。
その運営者たる各スタッフが
①お客様にとって忙しいは言い訳にならない
②忙しいからといって端折っていいものとそうでないものがある
③プロ(=職業としている)に言い訳は有りえない
ということを各自理解し、行動に落とし込んでくれることを切に願う。
やがて、2年、3年と時が過ぎ記憶の片隅でこれらの試練が風化
しないことを田端はただただ祈るばかりである。
最後に
スタッフ全員へ
ハードな職場で本当に申し訳ない。
その中で日々最善を尽くしてくれているスタッフには心から感謝する。
しかし、このハードな環境で頑張ればプロとしての力はかならず備わってくると信じ
前を向いて進んで欲しい。
恨まれても仕方ぐらい(恐らく日本一)忙しいにも関わらず質を追求する大変な
事務所であるが、それぞれの人生を切り開いて行くポイントとなれる事務所であると、
くれぐれも前向きに捉えて欲しい。
事務所にとっても個々人の人生にとっても、今の現実を超えたその先に新たな
高いステージが有るのである。