先日ドクターでトラブルが発生した。
請求書の内容が解り辛いためである。
さらに、その説明がCC付きのメールに対して、発信者に電話で個別に実施され、
関係各位へ行ったものではなかったため、その電話説明だけではお客様(組織)へ
行う説明としては「片手落ち」であった。
さて、この場合の問題はどこにあるでしょうか??
メールに対して電話で行ったこと?
関係各位へ同時CCを行い説明を徹底しなかったこと?
いやちがう。
当たり前のことがクリアできていないことだ。
では、当たり前のこととは?
一般的な意味での「当たり前のこと」とは定義が難しい。
あえて言うならば、「基礎的な前提」と言えるケースもあるのではないかと思う。
さて、請求書を発行しする際の「当たり前のこと」とは?
何を請求されていて、いつまでに支払うべきか等々内容がクリアに先方に伝わる
ものであるか、ということである。
5W1Hはもちろんのこと、相手の身になって不明な点はないかと「まごころ」をこめて
作るべきものである。
忙しいのは100も承知である。
しかし、毎月顧問料等々を頂くことが出来るのは、しっかりと何をどれだけお支払い
頂くかをお客様にクリアに伝え、かつ、ご同意頂きお支払い頂いているからである。
ドクターが市販の請求書フォーマットを使わず、自社オリジナルのものをこだわって
使っているのはまさしく「その」ためである。
おざなりで、当たり前のことを当たり前に行わず、まごころが感じられなかった
一連の出来事に久々に喝を入れてしまった。
とまぁ、前回のブログの詳細な顛末は以上の通りである。
「喝」を入れずとも走る組織が先に出来るのか、「喝」を入れるから立派な組織になるのか。
卵と鳥の様で難しい。