新しい期が始まると同時に就業規則等を一部更新した。
スタッフの労働条件や職場環境を「良くすること」が目的である。
しかしながら、
新しいステージに入った、という状況の中で
・今まではフレックス→朝9時出勤+朝礼
・今までは遅刻や早退は不問→遅刻・早退は賃金控除
などと、襟を正すというか、現在の日本の中で「標準」的な就業規則
となった部分もある。
合言葉は「普通の事務所へ」であり、残業の撲滅にも取り組んでいる。
しかし、
・朝9時出勤
・遅刻早退は賃金控除
などなど、すごく「硬直化」した部分もあり、少しながら不本意である。
税法でも、道路交通法でも刑法でもそうであるが、
想定される一番悪い状態(もしくはそれに近い状態)や事例に対して
法令や規則は作られる。
過去にDoctorの中でも、旧就業規則の「誤解」による「弊害」がしばしば
生じたことがあった。
そのような誤解が生じるのであれば、「硬直化」した「厳しい」規則でないと
「体裁が保てない」という部分が自ずと生じてくる。
自ら「新しい」就業規則を検討しながら「憤慨」して作成した「新就業規則」である。
今度はかなり「標準的な」ものに近づいたので、誤解や曲解や勝手解釈
などが生じないことを心から願っている。
「どのような方向に進むのか」
「どこを目指しているのか」
を考えればわかるはずである。
それらのメッセージがふんだんに詰まった「就業規則」であることを
各自肝に銘じて欲しい。