3回シリーズで、と書いておきながら中断していた「大切なもの」シリーズの
その2である。
今回は「経営者としての工夫」についてである。
ドクター税務会計事務所は、
「(相対的に)安くて良いものを早く」提供することをミッションとしている。
なお、ここで言う「安すい」というのは「他の事務所と比較して」という意味であったり
色々な経理的なものを見直したり創意工夫を凝らすことによりカットできる
コストとの比較において安く感じる(コストパフォーマンスが優れている)
ということを指している。
しかし、その前提において「良いもの」というのを成立させることは至難の業である。
ここで言う「良いもの」に関しては膨大な説明が必要であるので省くこととするが、
雑ぱくに説明すると
より安全に上記コストパフォーマンスを追及するという意味や、間違い等や情報漏えい
などのプロとして根本的に犯してはならないことが絶対的に少ないという意味で
おおまかに理解して頂きたい。
しかしながら、
①税務署OBである田端の経験を基にした指示を理解できる次元のスタッフは
絶対数が少なく薄給で雇うことは困難である
②税理士事務所という「専門集団」である以上、常に研鑽を重ねて行かなければ
いつかはお客様の「ご期待」に添えない日が来る可能性が高い
③残業を前提とした作業ボリュームは疲弊を招き、そもそもビジネスモデルとして
成立していないと考えるべきであり、健康を損なうことによりサービスの提供を
継続することができなくなることも想定される
これらの、理由により平成26年1月1日より基本料金の改定をさせて頂いた。
平たく言えば値上げである。
一部のお客様には「値上げするなら解約する」というご回答を頂いたが、
概ね受け入れて頂いたことに、この場を借りて心より感謝を申し上げるとともに
ドクター税務会計事務所は「安くて良いものを早く提供」することを決して
あきらめた訳ではないことをここに宣言しておきたい。
必ず、経営者として田端は工夫を行い、
「品質の割には」「見込める効果の割には」安い!!
と言って頂けるように、極端な話先々値下げを慣行できるように、事務所を
仕上げて行きたい。
ここから先は経営者として正念場である。
経営者として大切な「創意工夫」を魂に刻んで進んでいきたい。