今回から3回シリーズで「大切なもの」を書き綴ってみたい。

今田端にとって大切なものは3つある。
・プロ(税理士)としての誇り
・経営者としての工夫
・人としての誠意
その中の「プロとしての誇り」について今日は触れたいと思う。
最近、食材の偽装が世間を賑わせている。
いわゆる、
「商売と屏風は曲げなきゃ立たねぇ!!」
というやつである。
ある意味理解はできるのであるが、
そこにプロとしての誇りがあるのか、と田端はいつも思う。
食材の偽装ではないが、
士業の世界でも
「どうせ一般の人にはわからないんだから」という
あきらめを伴った「手抜き」が横行している。
それが、完全な悪かどうかは何ともいえない。
プロが自身の誇りをかけて、
細部までこだわり必死になって仕上げた仕事でも
その業界に詳しい人間でなければ、
全くその良さやありがたみをわかってもらえないことがしばしばある。
田端も経験があるが、
例えるならば、
ローソンで売っているパスタとプロが腕を揮って作ったパスタ。
どちらがおいしいかというともちろん後者であるが、
ローソンで売っているパスタを「有名なシェフのパスタ」といって
出されても、わからない人の方が多いと思う。
これは、プロとしては非常に悔しいことである。
誰が食べても「違う」と感じてもらえるようになるには、
「はるかに突き抜ける」しかないのである。
しかし、
結局「素人にはわからないだろう」と多くのプロは悟って?しまう。
田端はいつも
「素人を馬鹿にしたような仕事だけはするな!!」と
スタッフに言い続けている。
「突き抜ける」日が来て報われるのか、
はたまた、悔しい思いをし続けるのか、、、、
どうなろうとも貫きたい。
下記は読んでみて、多少なりと共感した記事です。