仕事の都合が有ったので久しぶりに栂池高原の「定宿」に
泊めてもらった。
もうかれこれ20年近く通っているがいつ行っても懐かしいものである。
実はこの宿、田端が税理士試験の勉強をしている時に「ぼっち合宿」を
した部屋が有る。
それが305号室なのであるが、今回は久しぶりにその部屋に泊まった。
当時はまだ役人であったため12月20日過ぎから有給休暇を頂き
1月の3連休までお休みを頂いていた。20連休以上のレベルである。
湯沸しポットや座椅子、マグカップや洗剤、ハンガー等の洗濯が
できる小道具まで含めて持参し、ほぼプチ引越である。
そんな感じで2年間その宿で合宿をしていたのである。
もちろん基本的にスキーの宿なのでスキーもするが
毎日毎日何時間も滑れるものでもない。
当時はシーズン券も持っていたので
お昼間に気分転換も兼ねて1~2時間滑るぐらいが一人で滑るには
限界である。
話を元に戻そう。
久々に305号室に泊まり、当時の事を思い出したり
当時には無かった壁の傷を見て流れた時間に思いを馳せたりと
多少ながらノスタルジックな時を過ごした。
あの時、大栄経理学院の先生に
「君が受からんかったら誰が受かんねん」
とまで言ってもらえる程努力できたのはこの宿のおかげである。
問題集をボロボロになるまで何回も何回も、、、
原点に戻って明日からも頑張りたい。