節税は大切だと思う。

無為無策に納税をするのはもったいない。

正しい納税は「国民の義務」であるが

過剰な納税は義務にあらず。

 

しかしながら、

世の中には納税を嫌う、納税額が低い方が良いという感覚の方々がいるのも事実である。

 

これから先の時代、すべての情報がマイナンバーや法人番号などで一元管理される世の中となるかと思うが、その時代になった時

「(昔のテレビ番組ではないが)良い子・悪い子・普通の子」

に分けられ、様々な公共サービスや融資などの際に今よりもあからさまに対応が異なる、という事になる可能性が高い。

国がしたい事は、国民(法人も含む)の管理である。

デジタル庁なんてその為に作るようなものである。

技術が追いつき、ようやく隅々まで精査できる時代になってきた。

その時、今までと同じ考え方や価値観が通じるだろうか??

田端が管理する側なら、大地震や噴火、疫病など今後想定される大災害の際に何らかの区別をしないといけない場合、色分けできる基準が欲しい。

例えばコロナウィルスの特効薬の数に限りがある場合、医療関係者以外に誰に優先投与すべきか?やむを得ず区別する必要がある。

順法精神や納税額などのその人の可視化された行動等の履歴を見て(というか点数化して)判断すしかない、と考える。

もし、現実的にその日が来てからでは履歴は書き換える事はできない。

「こんなに税金払うなら、何かに使った方が良いよね?」

と無駄遣いし、お金が手元に残らないという一次的な錯覚と、将来的に信用されない=後回しにされる、という二次的な現実に直面しない様に「適切な納税」を勧めるのが税理士の使命ではないのか、と最近思う。

 

利益100-節税で使った経費100=納税0=手元に1円も残らない=信用が相対的にない

利益100=納税30+手元に残るお金70=相対的に信用がある

 

わかりますよね?

こだわりが生む一時的な錯覚と二次的な現実。

 

お金が残らないばかりか、将来区別(厳密にには扱いに差が出るので差別)される時に不利な方に区別されない様に、、、

気付いて欲しい、、(/ω\)