「どうしてそこまでするのか」
「税務署もそこまでは昨今見ないよ」
「丁寧すぎる」

というお声を内外から頂くことがある。

弊所の月次決算の事であるが、
しかしながら、それで作業が増えるわけではない。
(難易度は上がるのだが)

諸々、頭に入れてデータをチェックしなさい、という指針の話である。

しかしながら田端は一切妥協しない。


例えばであるが
刀はめったに使わないし、使わない事にこしたことはない。
しかし、いざ使うという時に、

「使わないだろう」

と高をくくって研いでいなければ、もはやその刀は役に立たない。

めったに使わないものであっても、めったに使わない知識であっても
それを常々念頭に置き作業を進める。
これが研ぎ澄ます、という事だと田端は考える。

なまくら刀にはなりたくない。