今年の4月に、公務員という超安定した職業を去り、弊所に入社しました狗巻文隆(いぬまきふみたか)といいます。
有田ミカンで有名な和歌山県有田市のみかん農家の長男として生まれ、そのままみかん農家を継ぐと思いきや、偶然公務員試験を通過したことから人生が変わりました。
現在も実家では、両親がみかん主体の農業でなんとか生計をたてているところ、私が公務員を辞めると言い出したことで、さあどうしたもんだ、乳飲み子抱えてこの先やっていけるのかと上へ下への騒ぎとなりました。

確かに、公務員は、安定した職業であるだけでなく、税務署だけでなくマルサと言われる査察部に配属したことで、地検特捜部のメンバーと一緒に家宅捜索したことや、税金の法律論を算数を解くように説明してくれる教授から講義を受けるチャンスを得るなど、高卒の人間には普通ではない経験をたくさんさせていただき、とても充実した職場でした。

ですが、公務員でいることの行動の縛りや遠方への転勤も多く、片田舎の家から物理的に通い続けることに限界を感じることもあり、物理的距離をものともしない弊所に勧誘を受けて転職を決意しました。

いざ出てみると、自由と引き換えに自己責任が増え、覚悟はしていたものの、やはり公務員でいることで、どこか覚悟ができていなかったと感じました。現在は。様々な情報を吸収し、有益な情報になるよう変換している最中であり、変換が済んだものから、
皆様に提供させていただきますので、まだまだ未熟な税理士ですが、所長以下、弊所スタッフとともに末永くお付き合いいただけますようお願い申し上げます。