誰もが耳にしたことがあるこのフレーズ

つくづく奥が深いなと常々思う。

 

人間、ある程度知識や経験を積むとすぐに「初心」を忘れて「慢心」する。

田端は常々「慢心」しないよう心掛けているが、今日の話はそこではない。

 

スタッフや他の色々な専門家の説明をかたわらで聞いていると、とにかく

「わかりづらい」

のである。

 

試算表の説明や決算内容の説明にしても

新しい税制の説明にしても

 

専門用語をかみ砕かず

相手の理解度に目線を合わさず

相手の理解状況を確認せず、、、

 

といった具合で

プロがある程度の知識経験があるプロでない人に説明するには最適ではあるが

そうでない人には伝わらないであろうな、と聞いていて思う事が多い。

 

横から頑張ってかみ砕いて、どこまで理解しているか確認しながら

捕捉を入れては行くものの、、、という具合である。

 

誰が悪いわけではないのであるが

自身が初心者、素人であった時の

 

「単語の意味からわからん」

「理解できてないから鵜呑みしかできない」

 

といった初心者にありがちな

「あの時の気持ち」

を忘れないでいるべきだと田端は最近痛感する。

それができる人、できない人もいるかと思うが、

「初心」

を忘れず、わからない人の気持ちになって説明すれば少しは伝わるはず。

少しは喜んでもらえるはず。

 

という訳で

「初心忘れるべからず」

を肝に銘じ、できれば懐の深い専門家でありたいと

日々自身に言い聞かせ職務にあたっている。