伝わらないと意味がない。

理解してもらわないと意味がない。

 

田端が仕事でよく言う言葉である。

決算前に「ヒアリング」をわざわざする流れにしているのだが

型式的にそれを済ましてしまい、相手がどういう方針で決算を進めるのか理解していないことは(恥ずかしながら)ザラである。

かといって素人、しかも各人レベルがバラバラの状況で、理解してもらう、伝える、という事は至難の業ではある。

ただ、至難の業である事を理解したうえで、目線を合わせ膝を詰めて、言葉を選び、相手に少しでも響くように、お腹に落ちるように伝えることは肝要である。

それがAI時代を生き残る一つのスキルでもある。

 

よく街で道を聞いたときに

「次の角を南に、100メートルほど行ったら次は西に・・・」

と説明してくれる人がいるが

「すみません方向音痴なもんで、南ってどっちですか」

と素直に聞ける度胸は田端にはない、、ww

「は、はあそうですか」

わかりましたと、適当に曲がりまた道に迷うw

 

できるならば

「今東西南北どちら向いてるかわかりますか?」

の一言があれば

「いやぁ、実は方向音痴なものでw」

と言える

その後、

「今この道まっすぐ行ったら東に進むんだけど、次の角を南、右に曲がって100メートルほど行ったら次は西、右に曲がれば見えてきますよ」

と言ってくれればかなりわかりやすい。

人に道を尋ねておいて、

「わかりません」

と、なかなか言えない。

教えた方もせっかくの親切なので、無駄にして欲しくない。

が、伝わらないと意味がない。理解してもらえないと意味がない。

 

方向音痴の人に南、西って言われても、今、どっち向いてんのよ?w

がわかってないのである。

 

仕事でも、日常でも相手の目線に立って、徒労に終わらないアウトプットを心がけたい。