好評の「脱税は得なの?」シリーズであるが今回は、「不正計算ソフト」の事例を紹介したいと思う。
ある業界で、「起動時に**のコマンドを実行すれば真実の集計画面が起動する」
というソフトが流通していたのであるが、あっけなく国税当局に解明されてしまったというケースがあった。
その経緯は、、
とある経営者の税務調査を行った際、
①申告と全く異なった日次集計表をPC周辺で把握(恐らく破棄し忘れであろう)
②どう見ても、同一システムで作成されたものであったため、徹底的に追及
③その経営者から「裏コマンド」の存在を知らされ不正計算ソフトの全貌を把握
④そのマニュアルを回収し、同システムを使用している全国の同業者を「資料化」
その後・・・
ご想像にお任せします。。
誰か1人でも、「チョンボ」をすれば全て終わりなのである。