外観調査であるが、
その名の通り、「外観」を調査するのが目的である。
調査対象者の選定時にはやはり、会社の外観を必ずチェックする。
・立地は?
・周辺の環境は?
・社長や従業員の車は?
・客商売である場合は、その繁閑
・本社の入っている建物の雰囲気
など、業種によっても様々であるが、チェックすべき項目は非常に多い。
また、外観調査の際には出ていた「看板」が調査時には隠されており、追及した結果、
その売上を除外していたなどという話は枚挙に暇がない。
また、外観調査は会社だけではなく代表者の自宅やその関係者の自宅など、
一度は見ておいた方がいいものは何でも見ておくのがセオリーである。
調査の際に、知っていると知らないでは、展開が180度変わるケースも多々あるからである。
また、不運なケースとしては、外観調査を行っていた際に銀行マンが単車に乗り集金に来ていた
のでナンバーを控えどこの銀行かを調べたら「公表外」の銀行であったというケースもあったりするのである。
調査は、ほんの数日で全てを調べあげてしまわないといけないので、事前情報が命である。
調査官も必死に情報収集をしているのである。
次回は、調査選定の最終回を予定しております。