今回は、外観調査に関してである。

 

調査選定の段階で、資料情報より、マンションを購入している事実を把握。

場所は、遠隔地の仕入先近辺である。

これが、調査官のセンサーにひっかかった。。

もしや、「愛人宅」では?

いずれにせよ、不動産所得の申告漏れも想定されるので、

至急、外観調査を実施することにした。

 

マンションはオートロックであり、入ることも容易ではない。

そ知らぬ顔をし、他の入居者がオートロックを解除する際に、一緒に入り

その部屋の表札や、ドア周りに何が置いてあるかなど、生活感のチェック etc.

続いて、マンションの外に出て、

6階にあるその部屋の洗濯物などのチェック。

一人か?ファミリーか?

男性か、女性か?

必死になり、情報収集していたが、ふと突きささるような視線に気がついた。。

近くにある、公園の奥様数名が、不審そうにこちらを見ているのである。

 

世が世なら、通報されてもおかしくないこのシチュエーション。。

急ぎ、その場を離れ、事なきを得た。。

後日の調査時に、そのマンションは愛人宅であることが判明。

 

いやはや、公務も楽ではない。。