引き続きちょっと怖かった話を書き綴ってみたい。
田端が21歳のころの話である。
とある飲食店。
安くておいしい洋食料理店である。
調査をすすめていくうちに、日額3万円程度の売上除外を把握した。
社長の奥様を詰め、、、
社長の実妹を詰め、、、
残りは
・社長がどういう認識を持っているか
・事実はどうか
などを詰める調査の山場、ハイライトである。
奥様に
田端「社長はどちらにおられますか?」
奥様「今は確か調理場に・・・」
田端「そうですか、では、、」
(怪談ではなく階段を降り下へ、、)
田端「社長、実はですね、、」
と、社長を見るとどうやら肉を裁いているようだ。
社長「なんや?!」
田端「実は売上なんですが、一部除外されているようです」
社長「・・・」
(肉を裁いて血まみれになった肉切り包丁がかすかに震える、、)
田端「経理は奥様が、レジは妹さんが、、、、除外した現金は、、
その使途は、、、」
(中略)
などなど、概況・状況を説明し社長が知っていたかをじわりじわりと
詰めるのであるが、ついに社長の顔色が変わった。
社長「こっちは肉裁いてる最中や、ミンチになりたくないんやったら
その話はあとにしてくれるか!?」
田端「は、はい。後ほどうかがいます。」
ミ、ミンチって(>_<)
さすがにリアリティがありすぎて、思わず怯んでしまった田端であった。
次回は、いよいよ税務調査の際の思い出話に突入します!!
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