焦り、という感情であるが、
無駄以外の何物でもない。
結論を言うと
焦って結果が変わるなら焦ればいい。
焦って良い結果が出るなら焦ればいい。
焦ると悪い結果の方にぶれる方が普通である。
なので、心の中で「焦り」を感じた時はその「焦り」は捨てた方が
いや、滅した方がよいと考える。
過去に一度書いたことがあるかもしれないが
高校生の頃、スクーターに乗って実家近くの小さな踏切を渡ろうとしたところ
ご年配の方が渡りかけていたので(しかも警報機までなり始めた)踏切の真ん中でスクーターごと止まり先に行ってもらった。
その後、遮断機が下りてきたので急いで遮断機をくぐり抜けようとすると、
ハンドルにあるブレーキレバーが遮断機のワイヤーに引っかかってしまった。
お?!お?!
と遮断機を外しにかかるが、スクーターを持ったまま片手でははずれない💦
そこにさっそうと田端を見ていたおじさんが現れ、
「焦るな、焦るな」
と遮断機を外してくれた。
遠くに迫る電車を意識して焦ると冷静な判断ができない。
一人であっても、まず、スクーターのスタンドをたててエンジンを切る。
これに2、3秒。
そして遮断機をブレーキレバーからはずして遮断機を肩に担いでスクーターを引きずって出すのにおそらく4,5秒あればなんとかなる。
しかし、後からよく考えるとそう思えるのであるが、その時、その当時は
そう思えず、おじさんに助けてもらったという感謝の気持ちと「焦り」って怖いなと、できることもできなくなるんだな、と深く印象に残った記憶がある。
さて、電車が物理的迫ってくるという現象は税務会計事務所にはない。
「焦り」
を感じた、その感情を自覚した時、その「焦り」を滅して冷静にどうすれば良いかは考えられるはず。
これは社会人の必要基礎スキルでもあると考える。
焦る気持ちもわからなくはないが、焦りながら仕事をして結果が出るわけがない。
色々な失敗・ミスは公私を問わず根っこに「焦り」がある場合が多い。
人である以上は機械の様に冷静(冷徹?)に居続けることは難しいかもしれない。
しかし、Be cool!! である。
これは、かっこいいとも訳すことができる。