税理士は専門職である。
国家資格を頂き仕事をさせて頂いていると考えている。
専門家でない方々からすると「高い」報酬を取る職業の様に見える。
しかし、その反面
非常に大きな「社会的責任」を背負っている事実を一日たりとも
忘れたことはない。
ドクターのお客さんの知り合いのある会社に税務署が調査に入り
どういう経緯かは全くわからないが
そこの経理をしていた娘さんが自殺をした、というやりきれない話を
聞いた。
どこでどう税金に対するスタンスを間違えてしまったなか、、、
どうして命まで断つ必要があったのか、、、
何もわからないが
いつも田端が言うように
税理士の仕事は決して数字をはじき出し、紙に記載することのみが
仕事ではない。
それは仕事のほんの一部に過ぎない。
本当に税理士として必要なのは
どうすれば正しく税金と付き合えるか
どうすれば税金が嫌なもの、怖いものでなくなるか
を説いていく、指導していく仕事である。
たとえ資格がなくとも
税界に足を踏み入れたスタッフ諸君も
このことを肝に銘じながら職務に精励して欲しい。
一見楽な様に見える仕事であるが
人の人生や命まで左右する極めて重要な仕事・ポジションの
仕事である。
命がけで正対するつもりで仕事に取り組んでほしい。
甘い業界では決してない。