さて、今回は田端のちょっと怖かった話である。
消費税が導入され、「消費税」の納税義務があることを知らずに
無申告となっているケースがあり、そんな、善意の「無申告者」に対して、
「期限後申告」の依頼をするのも調査官の仕事のひとつである。
ある鳶の親方が消費税の申告を失念し、
その期限後申告の提出を依頼しに行った時のことである。
鳶職は、地上何十メートルもの現場を命綱なしで行きかう、非常に度胸のいる職業である。
全ての鳶職の方々が、そうであるとはいえないが気質も荒い方々が非常に多い。
そんな鳶の職人をまとめあげている親方との2時間は一種の恐怖体験であった。。
《以下回想シーン》
ピンポーン♪
田端:「○○税務署の田端です」
親方:「おう、入れ!!」
(・・・うわぁ玄関に木刀おいてあるやん。。(汗))
親方:「何しにきたんや!!!!」
田端:「実は消費税が・・・、で・・・、預り税のため
・・・、期限後申告を・・・、・・・」
(中略)
親方:「話はわかった。払ろたるわ」
田端:(ふぅ~。。)
親方:「話の筋が通ってなかったら、これ(木刀)で腕の
一本でも叩き折ったろかと思とったんや。」
田端:「は、はあ。。。」
親方:「兄ちゃん若いのに度胸あるなぁ、税務署辞めて鳶どうや?」
田端:「い、いえ、、、」
(僕は高所恐怖症ですっ!!!(汗))
(後略)
田端の寿命が少し縮んだ話はまだまだ、枚挙に暇がないが、
これ以上は書けません。。。
次回もちょっと怖かった話です。